Google Play、便利ですよね。音楽をアップロードしておけば、どこでもスマホアプリで聴くことができます。
でも、PCで再生するにはブラウザでアクセスしないといけないんですよね。そのため、ブラウザが落ちたり再起動させたりすると、音楽も止まってしまいます。
そこで便利なのが、「Google Play Music Desktop Player(GPMDP)」という、非公式のデスクトップアプリです。オープンソースソフトとして配布されています。これを使えば、専用のアプリでGoogle Playにアップロードした音楽を再生することができます。Linuxだけでなく、WindowsやMac OS Xにも対応しています。
GPMDPのインストール
Ubuntu/Debian系OSにインストールする場合、以下の手順でリポジトリを追加し、aptコマンドを実行します。
sudo apt -y install apt-transport-https
wget -qO - https://gpmdp.xyz/bintray-public.key.asc | sudo apt-key add -
echo "deb https://dl.bintray.com/marshallofsound/deb debian main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/gpmdp.list
sudo apt update
sudo apt -y install google-play-music-desktop-player
Fedoraの場合、現時点でリポジトリが提供されていないので、GPMDPのサイトを開き、最新版のRPMを入手しましょう。本記事公開時点の最新版は4.4.1でした。ダウンロード後、以下のコマンドでインストールできます。
sudo dnf -y localinstall google-play-music-desktop-player-4.4.1.x86_64.rpm
GPMDPの使い方
GPMDPを起動すると、Googleアカウントでのログインを求められます。2段階認証を設定している場合は、電話やSMSで受け取ったコードの入力も必要です。
ログインすれば、あとはブラウザと同じように使えます。購入済み、もしくはアップロード済みの音楽があれば、すぐに選択して再生できるでしょう。
なお、このアプリで音楽をアップロードすることはできません。アップロードには、Googleが配布しているGoogle Play Music Managerを用います。Linux版(Ubuntu・Debian・Fedora・OpenSUSEに対応)、Windows版、Mac OS X版が利用可能です。また、Google Chrome版Google Play Musicでアップロードすることもできます。
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