scrcpyでピンチイン・ピンチアウトする方法

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scrcpyguiscrcpyを使えば、Android端末をPC(Windows・Mac・Linux)の画面にミラーリング表示&操作が可能です。
「USBデバッグ」が有効でも動作するアプリにしか使えませんが、四六時中PCに向かっているユーザーなら、スマホを手に取らなくても接続さえしておけば操作できるので便利です。
プログラミングができるなら、SikuliXのなどの自動操作アプリと組み合わせて、スマホアプリを定期的に起動・操作する、といった使い方もできます。

scrcpyを介してPCからAndroid端末を操作する際、もちろんPCのマウスやタッチパッドなどのポインティングデバイスを使うことになるのですが、そこで戸惑うのが二本指を使ったピンチイン・ピンチアウト操作です。文字主体のアプリで使うことは少ないですが、画像やゲーム画面を拡大・縮小する場合に必要となります。

私自身は、scrcpyを使っている時にピンチイン・ピンチアウトをしたいと思うことがなかったので最近まで知らなかったのですが、調べてみたところscrcpyはピンチイン・ピンチアウト操作にも上手い方法で対応していたので紹介します。

Ctrlを押しながらマウスの左ボタンを押し下げてドラッグすれば、画面中央に仮想的に2本目の指がタップされた状態となり、ピンチイン・ピンチアウトが可能です。なので、クリックを開始した箇所から中央に近づければピンチイン(縮小)、中央から離せばピンチアウト(拡大)となります。

以下は「にゃんこ大戦争」のプレイ画面ですが、スタート時は自分の城の近くだけが表示されており、ステージ全体は見えません。全体を見るにはピンチインして画面上の各要素を縮小する必要があります。

スマホを直接操作しているなら、画面のどこでピンチインしてもいいのですが、 scrcpyでピンチインする場合は、中央から離れた箇所でキーボードのCtrlを押したままマウスの左ボタンを押し下げ、そのまま保持します。すると、「仮想的な指が画面中央も同時にタップしている」状態になります。Ctrlと左ボタンを押したまま中央に近づけていき、ちょうどいい所でCtrlとマウスの左ボタンを離せば、ピンチイン完了です。

ピンチアウトも同じように操作することで可能です。画面の中央から少しズレたところでCtrlを押しながら左ボタンを押し下げ、中央から離す方向にマウスを動かします。

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LFI

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