8月27日、Ubuntu 18.04.1 LTS 日本語Remixがリリースされました。
長期サポート版の「ポイントリリース」である「Ubuntu 18.04.1 LTS」の、日本語Remix版となっています。
ISOイメージファイルが、以下のミラーサイトよりダウンロードできます。
- 富山大学
- http://cdimage-u-toyama.ubuntulinux.jp/releases/18.04.1/
- 北陸先端科学技術大学院大学
- http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu-jp-cdimage/releases/18.04.1/
- KDDI 研究所
- http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/ubuntu-jp/release-cd/releases/18.04.1/
- 株式会社アプセル
- http://cdimage-appcel.ubuntulinux.jp/releases/18.04.1/
「本家版」と「日本語Remix版」の違いについては、以下のページで詳しく解説しています。
インストール手順については、以下のページを参照してください。
以下のページでは、インストール後の基本設定を紹介しています。
18.04 LTS 日本語Remixからの変更点
5月にリリースされた「18.04 LTS 日本語Remix」との違いを調べ、以下にまとめました。
「CPUマイクロコード」関連パッケージの追加
ライブセッションおよびインストールに用いられる、ISOイメージ内の圧縮ファイルシステム(SquashFS)に、「CPUマイクロコード」関連のパッケージが追加されています。
本家版の18.04 LTS→18.04.1 LTSでも、同様の変更が行われています。
「CPUマイクロコード」は、OSからCPUにロードされます。CPUに存在する、ハードウェアレベルの脆弱性を解決するコードを含みます。今年の1月から話題になっている脆弱性「Spectre/Meltdown」の修正も、この「CPUマイクロコード」によって行われています。
追加されたCPUマイクロコード関連パッケージは以下の通りです。
- amd64-microcode
- intel-microcode
- iucode-tool
中国語関連パッケージの削除
18.04 LTS 日本語Remixでは、圧縮ファイルシステムに一部の中国語関連のパッケージが含まれていましたが、18.04.1 LTS 日本語Remixでは削除されています。
なお「18.04 LTS 日本語Remix」でのインストールした環境に、中国語関連パッケージは含まれない(インストール処理中に削除される)ため、すでにインストール済みの環境から、手動で中国語関連パッケージを削除するといった対応は不要です。
削除された中国語関連パッケージは以下の通りです。
- ibus-chewing
- ibus-table-cangjie
- ibus-table-cangjie3
- ibus-table-cangjie5
- ibus-table-quick-classic
- libreoffice-help-zh-tw
- libreoffice-l10n-zh-tw
- thunderbird-locale-zh-hant
- thunderbird-locale-zh-tw
パッケージのアップグレード
以下のパッケージがアップグレードされています。
コメント