WSLでLinuxのパスワードを忘れてしまった場合の対処法

WSL(Windows Subsystem for Linux)

WindowsストアからUbuntuなどをインストール後、初回起動時にユーザー名と共にパスワードを設定します。しかし、普段はパスワードを入力することなく使うことができるので、忘れてしまう人もいるんじゃないでしょうか。

そんな時は、コマンドプロンプトを開き、以下のように「ディストロ名 config –default-user root」実行してデフォルトユーザーを「root」に変更します。

Ubuntuの場合

> ubuntu config --default-user root
Default UNIX user set to: root

SUSE Linux Enterprise Server 12の場合

> sles-12 config --default-user root
Default UNIX user set to: root

その後、各ディストリビューションのウィンドウを開きます。すると、rootユーザでログインできているはずです。

rootユーザーなら、以下のように「passwd ユーザー名」を実行してコマンドでパスワードを再設定できます。

# passwd lintaro
新しい UNIX パスワードを入力してください:
新しい UNIX パスワードを再入力してください:
passwd: password updated successfully

パスワードを変更したら、コマンドプロンプトでデフォルトユーザーを元に戻しましょう。「ディストロ名 config –default-user ユーザー名」を実行します。

Ubuntuの場合

> ubuntu config --default-user lintaro
Default UNIX user set to: lintaro

SUSE Linux Enterprise Server 12の場合

> sles-12 config --default-user lintaro
Default UNIX user set to: lintaro

これで完了です。

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