Linuxをインストールできる「ライブUSBメモリ」をWindowsで作成する方法【スクリーンショットつき解説】

2017年10月19日

PCでLinuxを始めるには「Linuxを起動するためのメディア」が必要になります。その1つが「ライブUSBメモリ」です。この記事では、Windowsでの作成方法を紹介します。

Linuxの書籍や雑誌には、よく「ライブDVD」が付属しています。こうしたDVDを使ってLinuxをインストールしたことある人も多いでしょう。

でも、ネットからダウンロードした最新版をインストールしたいこともありますよね。それに、DVDドライブが搭載されていないPCにLinuxをインストールしたい場合もあります。
そんな時、便利なのがLinuxの「ライブUSB」です。「ライブDVD」と同じように、インストールすることなくLinuxデスクトップを試したり、そのままPCへインストールしたりできます。

この「ライブUSB」、Windows PCとUSBメモリさえあれば、簡単に作成することができます。続いて、その方法をスクリーンショットを交えて分かりやすく解説します。

必要なもの

USBメモリ

書き込みたいISOイメージのファイルサイズ以上の容量が必要です。SDカードとUSBへの変換アダプタでも大丈夫です。
Windows 7以上
USBの差込口に空きが必要です。
Rufus
起動可能なUSBメモリを作成するオープンソースソフトです。
LinuxのISOイメージファイル
UbuntuFedoraCentOSといったLinuxディストロのisoファイルです。使いたいものをダウンロードしておいてください。

Rufusのダウンロード

WebブラウザでRufusのサイトを開き、最新版をダウンロードしてください。

Rufusの起動

ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。初回のみ、以下のダイアログが表示されます。更新された時に通知して欲しいなら「はい」をクリックしましょう。

起動すると、以下のようなダイアログが表示されます。

USBメモリの選択

USBメモリを用意してください。ライブUSBにすると、USBメモリ内にあるデータは消えてしまいます。必要なファイルは他のストレージにコピーしてから、作業を続けてください。

PCにUSBメモリをセットしましょう。すると、「デバイス」にセットしたUSBメモリが表示されます。

複数のUSBメモリやハードディスクなどが接続されている場合は注意が必要です。ライブUSBにしたいデバイスが選択されていないかもしれません。ドロップダウンボックスをクリックして、正しいデバイスに切り替えてください。違うデバイスにインストールしてしまうと、そのデバイスに保存されたデータが壊れてしまうかもしれないので、気をつけてください。

パーティション構成の選択

通常は「MBR BIOSまたはUEFIコンピュータ用のパーティション構成」のままがいいでしょう。最も多くのPCに対応できる構成です。ただし、PCによっては「MBR UEFIコンピュータ用のパーティション構成」にしないと起動しない場合もあります。

ISOイメージの選択

以下の画像の通り、「ISOイメージ」を選択します。そして、その隣のアイコンをクリックしてください。ファイル選択ダイアログが表示されるので、ダウンロードしておいたLinuxのISOイメージファイルを選択してください。

ダウンロードが必要な場合、以下のダイアログが表示されます。「はい」をクリックしましょう。

「ISOHybrid」イメージが検出されることがあります。通常は「ISOイメージモードで書き込む」のまま「OK」でいいでしょう。

デバイスに書き込む前の最終確認です。正しいデバイスかどうか、消してはいけないファイルが残ってはいないかを確認したら、「OK」をクリックします。

ディスクへの書き込みが進みます。数分かかります。

進捗バーが右まで進み、「準備完了」に戻れば、ライブUSBの完成です。USBメモリを取り外しましょう。

作成したUSBメモリをLinuxを動かしたいPCにセットして、電源を入れてみてください。PCによっては、起動時に「F2」や「Del」といったボタンを押して設定画面に入り、USBからの起動を優先するよう設定しなければならない場合もあります。

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