映画やドラマに出てくる「ハッカーっぽい画面」って、見たことありますか? 以下のような画面です。
一般的な「ハッカー」のイメージって、キーボードをすごい勢いで叩くと、コマンドラインにテキストや16進数のコードが高速に流れだすっていう感じなんでしょうね。
こういった画面をリアルタイムに生成して端末ウィンドウに表示する「hollywood」というソフトが配布されています。ソースコードはLaunchpadとGitHubにあります。
Ubuntu 16.04以降なら、以下のコマンドでインストールできます。
apt install -y hollywood
以下のコマンドでPPAからインストールすると、より新しいバージョンを入れることができます。
sudo apt-add-repository -y ppa:hollywood/ppa
sudo apt update
sudo apt install -y hollywood
また、Ubuntuでなくてもclassicオプション対応のsnapが使える環境なら、以下のコマンドでインストールできます。
sudo snap install hollywood --classic
snapについては以下の記事を参照してください。
snapdインストール方法まとめ【Ubuntu・Linux Mint・Debian・Fedoraなど】
Linuxディストリビューションを問わず動作するソフトウェアパッケージ「Snap」形式で配布されるアプリが増えています。GitHubなどでもsnapコマンドでの導入方法を案内しているページをよく見るようになってきました。
そこで、Snap...
使い方は、端末ウィンドウで「hollywood」と実行するだけです。
hollywood
すると、「byobu」でウィンドウが分割され、さまざまなプログラムが起動します。同時に、「ミッション・インポッシブル」のテーマ曲(パブリックドメインで配布されているもの)が流れます。
修了するには、何度か「Ctrl-c」を押します。するとプロンプトが出てくるので、そこでexitを実行すると元のコマンドラインに戻ります。
先日の記事で紹介した「cool-retro-term」で実行するのも面白いですよ。以下のような表示になります。
コメント
ここに書いてある事がわからないぐらいパソコン素人ならやらない方がいいですか?