8月19日(現地時間)、画像編集ソフト「GIMP」の最新版「GIMP 2.10.6」がリリースされました。
GIMPは、Linux・Windows・macOSなどで動作する、クロスプラットホームの画像編集ソフトです。「GNU GPL」の下で配布されており、無料で利用できます。
バージョン2.10.6では、新たにテキストレイヤーが縦書きに対応しました。これにより、縦書きの文章を簡単に画像に入れることが可能になっています。とくに日本語ユーザーにとって、嬉しい機能追加でしょう。
また、新しいフィルターとして「Little Planet」および「Long Shadow」が追加されています。
「垂直方向を指定して画像の傾きを修正する機能」が追加された点も注目です。簡単に画像の傾きを修正するのが簡単になりました。なお、水平方向を指定して修正する機能は2.10.4で追加済みです。
GIMPの最新版は、以下のリンクからダウンロードできます。
Windowsの場合、「gimp-2.10.6-setup.exe」をダウンロードし、実行してください。
macOS版については、8月29日現在、最新の「2.10.6」は提供されていないようです。1つ前の「gimp-2.10.4-x86_64.dmg」がダウンロード可能です。
Linux版は「Flatpak」で提供されています。Ubuntuの場合、Flatpakのセットアップが必要です。以下のページで解説しているので参考にしてください。
「Flatpak」でUbuntuに最新アプリをインストールする方法
「Flatpak」を使って最新のアプリをUbuntuにインストールする方法を、初心者にも分かりやすいよう解説します。 「UbuntuのようなLinuxでは、アプリの最新版が使えない!」という話、よく聞きますよね。 Ubuntuは6ヶ月に...
なお、Fedora、CentOS 7、Linux Mint 18.3などはデフォルトでFlatpakに対応しています。
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