Notepad++は、コードエディタとして人気の高いテキストエディタです。その多機能性とカスタマイズ性から、プログラマーやWeb開発者を中心に広く利用されています。
アプリケーションを最新の状態に保つために、アップデートは必要不可欠です。しかし、時折アップデートによって意図しない変更が引き起こされることがあります。Notepad++でも同様のケースが報告されており、今回は特に全角スペースの表示に関する問題を取り上げます。
Notepad++で「全角スペース」が「IDSP」と表示される
Notepad++のアップデート後、「全角スペースの表示が変になる」ことが、多くのユーザーから報告されています。具体的には、通常の空白ではなく、文字化けしたかのように「IDSP」と白抜き（ダークモードなら白地に黒抜き）で表示される、という現象です。
「IDSP」と表示されること自体は機能の一部であり、制御文字の可視化を目的としています。しかし、日本語の文章では全角空白を用いることも多いので、これがデフォルトで有効になっていると不便なことが多いでしょう。「全角空白が嫌いなので、あれば削除したい」という人でなければ、この表示は邪魔でしかないでしょう。
「IDSP」から通常の「全角スペース」表示に戻すには？
Notepad++を開き、メニューバーから「表示」を選択し、その中の「制御文字の表示」に進みます。次に、「非表示文字を表示」のチェックを外します。
設定を変更すれば、すぐに「IDSP」の表示が全角スペースに切り替わります。
まとめ
Notepad++は、非常に強力なテキストエディタであり、様々なカスタマイズオプションを提供しており、それが魅力となっています。。しかし、オプションが多いからこそ、設定によっては問題が起こることもある点には注意が必要です。
この記事で取り上げられた「全角スペースがIDSPと表示される」問題も、他言語のユーザーにとっては便利だと思われる「制御文字の表示 > 非表示文字を表示」オプションがもたらしたものでした。日本語など、全角スペースを日常的に使うユーザーだからこそ問題になった、オプションのデフォルト値変更だったと言えるでしょう。
この記事が、Notepad++で全角スペースの表示に関する問題に悩んでいる方の手助けとなれば幸いです。
コメント
困っていたところ、簡単に解決できて助かりました。