ディレクトリを指定してファイルを検索する「find」コマンドで、所有者を指定するオプション「-user」を使うことができます。
他のコマンドと違い、「-user」オプションのハイフンは1つだけなので注意してください。
たとえば、「/var/www/」以下で「root」が所有者となっているファイルを探すには、以下の通り実行します。
$ find /var/www/ -user root
/var/www/html/index.nginx-debian.html
/var/www/html/index.html
「! -user ユーザー名」とすることで、指定したユーザー以外が所有するファイルを調べることもできます。
$ find /var/log ! -user root
/var/log/repowerd.log
/var/log/kern.log
/var/log/syslog
(以下略)
Read権限の無いディレクトリも調べる場合は、以下のようにsudoを使います。
$ sudo find /var -user lintaro
[sudo] lintaro のパスワード:
./lib/lightdm-data/lintaro
./crash/_usr_bin_gjs-console.1000.crash
もちろん、他の条件と組み合わせて実行することもできます。
$ sudo find /tmp -user lintaro -mmin 10
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