コマンドラインで天気予報を見る方法

Linux便利技

今や、ほとんど人が天気をなんらかのアプリで見ていますよね。スマホなら初期状態で表示されていることも多いですし、スマホもPCも使わない人ですら、ガラケーで天気をみたり、テレビのDボタンを押して天気を確認したりしています。

もちろんコマンドラインを常用してる人間だって、天気は気になるでしょう。でも、天気を見るためにブラウザに切り替えたり、わざわざスマホを見たりするのも面倒です。コマンドで天気を確認できるようにしておきましょう。以下のコマンドで、「wttr.in」から簡単に取得できます。横に広く表示されるので、端末ウィンドウを大きくして実行してください。

curl wttr.in/Sapporo

以下の通り、日本語での指定や、日本語での出力にも対応しています。

curl ja.wttr.in/上天草市

現在の天気だけ出力したり、出力する日数を制限したり、画像で取得したりもできます。詳しくは、http://wttr.in/:helpを参照してください。

決まった場所の天気を何度も見るなら、以下のような関数を「~/.bashrc」に追加しておくと便利でしょう。

wttr() {
  location=${1:-上小阿仁村}
  curl ja.wttr.in/$location
}

デフォルトの地名は一例ですので、好きなものに変えてください。こうしておけば、オプションなしで「wttr」を実行するとデフォルトの場所の天気が出力されます。任意の場所の天気が知りたければ、「wttr 地名」と実行してください。

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