先日、SSHサーバーを踏み台にしてWebアクセスする記事を書きました。
どこへ行っても安心!SSHサーバーを踏み台にしてWebアクセスする方法
社内や学内からしか見られないWebサイトを使っている人、結構いますよね。他にも、特定のWebサイトへの接続がブロックされているネットワークとか、日本国内からのアクセスしか受け付けていないWebサイトとか、逆に日本からのアクセスを制限している...
その時、アクセス元のグローバルアドレスなどを確認できるページを作ってリンクしたのですが、「そういえばコマンドラインからグローバルアドレスを取得できたほうが便利だな」と思って、調べてみました。
やはり、ありました。以下のコマンドです。
curl ifconfig.io
このコマンドを実行することで、http://ifconfig.ioから返されたグローバルアドレスが出力されます。
以下のように、HTTPSで取得することもできます。
curl https://ifconfig.io
これで、わざわざブラウザを開かなくてもグローバルアドレスが取れますね。aliasを作成しておくと便利そうです。
なお、ブラウザでifconfig.ioにアクセスすると、使い方を書いたページが表示されます。IPアドレス以外にも、以下のような情報を取得できます。
アクセス元ホスト名
curl ifconfig.io/host
国コード
curl ifconfig.io/country_code
User-Agent
curl ifconfig.io/ua
アクセス元ポート番号
curl ifconfig.io/port
Accept Language
curl ifconfig.io/lang
Accept Encoding
curl ifconfig.io/encoding
Accept MIME Types
curl ifconfig.io/mime
X-Forwarded-For
curl ifconfig.io/forwarded
すべての情報をGo言語のMapで出力
curl ifconfig.io/all
すべての情報をJSON形式で出力
curl ifconfig.io/all.json
うまく自作のプログラムに組み込んだりしても面白そうですね。
なお、ifconfig.ioのソースコードはGitHubで公開されています。なので、自分のLinuxサーバーで動かすことも可能でしょう。
GitHub - georgyo/ifconfig.ioContribute to georgyo/ifconfig.io development by creating an account on GitHub.
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