「-」で始まるファイル名をコマンドの引数に指定すると、多くの場合、コマンドのオプションと認識されてエラーとなります。
以下の例では、「-file」という名前のファイルを作ろうとして失敗しています。
エラーを起こさず、「-」で始まるファイルを作ったり開いたりするには、以下の2つの方法があります。
パス名を記述する
パス名から記述すれば、「-」で始まる引数ではなくなるため、エラーは発生しません。
以下の例は、カレントディレクトリに「-file」という名前のファイルを作成するコマンドです。
touch ./-file
「–」を入れる
オプションを取るコマンドの多くは、「–」以降の引数をオプションとはみなしません。
以下の例は、カレントディレクトリの「-file」という名前のファイルを削除するコマンドです。
rm -- -file
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