1ビットコインが50万円を超えたというニュースが話題になっていますね。
エラー|NHK NEWS WEB
ビットコインがどうなっていくのかも気になりますし、普通に1ドル何円かなどの為替レートを確認したいこと、ありますよね。
そんな時、わざわざブラウザを開くのではなく、コマンドラインから調べることができたら効率的です。そこで、以下の「cconv関数」をコマンドラインに貼り付けてみましょう。
cconv() {
amount=${1:-1}
from=${2:-USD}
to=${3:-JPY}
curl -s "https://finance.google.com/finance/converter?a=$amount&from=$from&to=$to" | sed '/res/!d;s/]*>//g'
}
(2017年9月14日追記)Google FinanceのURLが移動していたので、上記コード中のURLを更新しました。
これで、Google Financeを使って為替レートを取得できるようになりました。cconvコマンドで実行できます。
試しに、以下のように実行して1ビットコインが何円か調べてみましょう。
cconv 1 btc jpy
以下のように表示されるはずです。
1 BTC = 519267.8016 JPY
このように、「cconv 通貨量 変換元通貨 変換先通貨」と実行します。通貨名には、ISO 4217の一覧にある3文字の略称の多くが使えます。
もう1つ例を見てみましょう。今日の日経平均の終値が「19,691.47円」だったので、これを米ドルに変換してみます。
cconv 19691.47 jpy usd
すると、以下のように表示されました。
19691.4700 JPY = 179.1924 USD
なお、先ほど「cconv」を作成した時に、デフォルト値として通貨量を1、変換元を米ドル(USD)、変換先を日本円(JPY)としておきました。なので、パラメーターなしで実行すると、以下のように1ドル何円かが出力されます。
$ cconv
1 USD = 110.1820 JPY
この「cconv」が気に入ったなら、ログインしなおしても使えるよう、「.bashrc」にcconv関数を書き足しておくといいでしょう。
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