コマンド一発でCapsLockをCtrlに変える方法

Linuxテクニック

Aの隣にあるCapsLockキー、そのまま使う人は少ないですよね。Ctrlに変えて使っている人も多いと思います。私も新しくLinuxをインストールすると、まずはCapsLockをCtrlに変更します。Linuxの場合、設定ダイアログから変更することもできますが、コマンドで変更したほうが早くて便利です。

CapsLockの動作を変更するコマンド(GNOME・Unity)

多くのディストリビューションで標準のGNOME(Ubuntu 17.10以降やCentOSなどのデフォルト)やUnity(Ubuntu 17.04までのデフォルト)の場合、以下のコマンドですぐに変更できます。コピー&ペーストして実行してください。

CapsLockキーをCtrlキーにする

gsettings set org.gnome.desktop.input-sources xkb-options "['ctrl:nocaps']"

CapsLockキーとCtrlキーを入れ替える

gsettings set org.gnome.desktop.input-sources xkb-options "['ctrl:swapcaps']"

CapsLockキーの設定を初期状態にリセットする

gsettings reset org.gnome.desktop.input-sources xkb-options

コンソールでもCapsLockの動作を変更する方法(UbuntuなどDebian系)

UbuntuなどDebian系OSでは、コンソールでCapsLockをCtrlに置き換えることもカンタンにできます。/etc/default/keyboardのXKBOPTIONSを、それぞれ以下の通り書き換えます。

CapsLockキーをCtrlキーにする

XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

CapsLockキーとCtrlキーを入れ替える

XKBOPTIONS="ctrl:swapcaps"

設定を反映するには、以下のコマンドを実行します。

sudo systemctl restart console-setup

この設定は、全ユーザー、全デスクトップ環境に影響します。

更新履歴

2018-08-14 Ubuntu 18.04 LTSで動作を確認
2017-10-20 dconfからgsettingsにコマンドを変更、Ubuntu 17.10で動作を確認

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